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16番目の自動車メーカー誕生。目玉商品はオート三輪車! [トピックス]

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電気自動車(EV)を開発・製造する

ベンチャー企業、日本エレクトライク(神奈川県川崎市)は

2015年6月8日、主力商品の三輪電気自動車について、量産の

ために必要な型式認定を国土交通省から受けた。

型式取得は、1996年の光岡自動車(富山市)以来19年ぶり。

日本では16番目の自動車メーカーの誕生となる。


 見た目が昔懐かしいオート三輪車にそっくりとで、ネット上

では注目が集まっている。


オート三輪車は安価で軽量、なおかつ悪路にも対応できたため

1930年代から80年代辺りまで日本中を走っていた。しかし、

軽自動車の台頭により衰退の一途を辿る。最後まで生産を続けて

いた東洋工業(現マツダ)、ダイハツも1970年初めまでには撤退し、

現在では走る姿をみる機会もなくなっていた。


 なぜ三輪車で勝負を仕掛けたのかについて、同社担当者は「ベンチャー

なので従来の自動車メーカーがやっていないことをしたかったんです。

ニッチ戦略ですね。三輪車はパンクしにくいし、新しいモビリティに

なりえます」と語る。


 生産はインドの大手メーカー、バジャジ・オートから車体を輸入し、

電動自動車に改造する手法で試みる。13年4月より受注を開始し、15年

2月からは富山工場(富山市)も稼働し始めた。現在は年間100台を

生産目標とする。


 エレクトライクは、一人乗りで、幅1.3メートル、長さ2.5メートルと

二輪車よりも少し大きい程度の荷物運搬用三輪車。ドアはないがシート

ベルトも不要で、ヘルメット着用の義務もない。ただ、性能は今までの

三輪車を上回る。高性能な小型バッテリーが搭載され、1度充電すれば

最高速度50キロで約60キロの距離を走れるという。ギアもなく、

原付自動車の運転経験がある人なら簡単に乗りこなせるそうだ。


 オート三輪車はカーブで急ハンドルを切ったり、雨道でスリップした

りしやすく、安定性に課題を残していた。その課題を克服するため、

左右の後輪をそれぞれ別のモーターで駆動させ、安定性を高めた。担当者も

「三輪車の概念を打ち破るほどの安定性、運転性があります」と胸を張る。

実際、同社がYouTubeに投稿しているエレクトライクのテスト走行動画では、

スラローム走行や八の字走行など複雑な運転もスムーズにこなせていた。

また、走行時はEVならではの「静かさ」も魅力という。


 これまで100万円~200万円の間で販売してきたが、型式取得後は

政府補助金の対象となり得るため100万円以下の価格を目指す。


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