小笠原諸島の西方沖震源の地震が広い地域に伝わったのは [地震]
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5月30日午後8時24分頃、小笠原諸島の西方沖を震源
とするマグニチュード8.5の巨大地震が発生し、小笠原諸島と
神奈川県東部で震度5強の強い揺れを観測しました。
全国の広い範囲が揺れたのは、規模が大きかった
ことに加え、震源が極端に深かったのが主な原因。
中でも関東地方の揺れが強かったのは、海底下の
プレート(岩板)を伝わって地震波が減衰せずに届き
やすい場所にあったためだとみられる。
気象庁は、遠い地域に強い揺れが伝わる「異常地震」
と呼ばれる現象だと説明している。
気象庁によると、震源は深さ約590キロメートルで、
太平洋プレートと呼ばれる巨大な岩板の内部だった。
東京大地震研究所の古村孝志教授によると、日本列島や
その周辺の海では、複数プレートが複雑に重なり合って
いる。太平洋プレートは最も深い位置にあり、フィリピン
海プレートなどの下に沈み込んで、日本列島の地下深く
まで続く。
谷岡勇市郎・北海道大教授(地震学)は「海のプレートは
陸のプレートに比べて堅く、プレートの中を伝わる地震波が
弱まりにくい」と指摘する。
関東へ達した地震波は、震源からまず太平洋プレートに沿って、
より沖合の浅い方へ向かった後、このプレートと接する別の
プレートに伝わるという経路をたどり、あまり減衰しなかった
とみられる。
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5月30日午後8時24分頃、小笠原諸島の西方沖を震源
とするマグニチュード8.5の巨大地震が発生し、小笠原諸島と
神奈川県東部で震度5強の強い揺れを観測しました。
全国の広い範囲が揺れたのは、規模が大きかった
ことに加え、震源が極端に深かったのが主な原因。
中でも関東地方の揺れが強かったのは、海底下の
プレート(岩板)を伝わって地震波が減衰せずに届き
やすい場所にあったためだとみられる。
気象庁は、遠い地域に強い揺れが伝わる「異常地震」
と呼ばれる現象だと説明している。
気象庁によると、震源は深さ約590キロメートルで、
太平洋プレートと呼ばれる巨大な岩板の内部だった。
東京大地震研究所の古村孝志教授によると、日本列島や
その周辺の海では、複数プレートが複雑に重なり合って
いる。太平洋プレートは最も深い位置にあり、フィリピン
海プレートなどの下に沈み込んで、日本列島の地下深く
まで続く。
谷岡勇市郎・北海道大教授(地震学)は「海のプレートは
陸のプレートに比べて堅く、プレートの中を伝わる地震波が
弱まりにくい」と指摘する。
関東へ達した地震波は、震源からまず太平洋プレートに沿って、
より沖合の浅い方へ向かった後、このプレートと接する別の
プレートに伝わるという経路をたどり、あまり減衰しなかった
とみられる。
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タグ:小笠原諸島
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