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鶏卵摂取と血中コレステロール値との関連性はない?限定摂取の考えは古い [トピックス]

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卵に関する見方を疑え


鶏卵はこれまで、そのコレステロールの高さから冠状動脈性疾患や脳卒中の

リスクとの関係性が問題視されてきました。しかし、実は約15年前、米ハーバード

大学の研究者たちが過去2つの大規模疫学調査を解析し、この関係を否定しています。

40~75歳の健康な男性3万7851人を8年間、34~59歳の健康な女性8万

82人を14年間、それぞれ追跡したところ、鶏卵を1日あたり最大1個摂取しても

冠状動脈性心疾患や脳卒中のリスクに影響を与えることはほとんどありませんでした。


2013年には、中国の華中科技大学同済医学院とハーバード大学の研究者たちが

1966~2012年に出された鶏卵摂取と心血疾患関する論文17報(対象者

26万3938人、冠状動脈疾患関連9報、脳卒中関連8報)を網羅的に解析。その

結果、全体としては、1日1個までなら鶏卵の摂取と冠状動脈性心臓病や脳卒中の

リスクに関連はみられませんでした。


 正式に公表された厚労省の「日本人の食事摂取基準」2015年版では、2010年版と

異なり、摂取コレステロールの目標値は撤廃されています。同報告書では、コレステ

ロールの摂取量は低めに抑えることが好ましいものと考えられるものの、目標量を

算定は控えた」とし、むしろ「コレステロールは動物性タンパクが多く含まれる食品に

含まれるため、コレステロール摂取量を制限するとタンパク質不足を生じ、特に高齢者

において低栄養を生じる可能性があるので注意が必要である」としています。


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