日本のリニアモーターカーが世界最高速度を記録したがその前途は多難 [トピックス]
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JR東海が山梨リニア実験線の有人走行試験で
世界最高速度となる時速603キロを記録した。
この報道で中国ネット上では世界最高速度を
日本が記録したことに「悔しさ」をにじませる
声があがっているようだ。
既に実用運転をしている中国高速鉄道だが、2011年の
事故発生以降は速度を落として営業している。
日本の高速性と安全性が市場に投入されれば、中国の先行性も
一気に逆転も起こるかも知れず、世界的に市場展開をしている
中国にとっては脅威となるだろう。
しかし、安全性はは乗客の命を預かる点で最優先されるべき
ことであり、速度への挑戦も重要ではあるが、それに伴う
運営力が期待され、現在、新幹線の運行で世界的に有名である
日本の安全性がアドバンテージを発揮できるだろう。
しかし、リニアモーターカーの計画は様々な問題を抱えている。
大量の電力を消費する。山梨県立大学の伊藤洋学長は、乗客ひとりを
運ぶエネルギーをもとに リニアには原発3~5基分の電力が必要
とまで推計する そうです。磁気浮上するためには初速度を非常に
高く取らないと実現できないためです。
そもそも、電磁波の影響はいかがなものか?4ミリガウスの環境で
日常的に暮らしていると、白血病のリスクが2倍になる可能性があると
いうWHOの報告もあります。その点リニアは磁気の力で走行するため、
乗客のいる車内の空間にも強い磁場が生じる乗り物。報告によると、実験線の
場合床上で6000~40000ミリガウスにもなる。
高圧電線や携帯電話などで電磁波問題が意識されるようになったが、因果関係は
まだ特定されていない現状、しかし、この電磁波の値はリニアに乗り続ける
乗務員などへの健康面での影響はかなりありそう。
東京-名古屋間で5.43兆円の予算で2025年開業予定、東京-大阪間で
9.03兆円で2045年開業を目指しているが、その根拠、内訳は明らかに
なっていない。名古屋から大阪開業まで20年もかかるが、その間にも技術的な
発展がありそうだ。
様々なハードルがあるなか中国では2003年に上海で開業した上海トランスピット。
その実力はまたの機会にしらべたいが、エネルギー効率で考えると時速500メートルの
同一条件下ではリニアモーターカーのほうが航空機よりも3倍以上もエネルギー効率が優れている
との見解もあり、更に現在は真空管の内部を走行する次世代リニアも開発中で理論上は時速3000キロ
メートルも可能と考えられている。
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JR東海が山梨リニア実験線の有人走行試験で
世界最高速度となる時速603キロを記録した。
この報道で中国ネット上では世界最高速度を
日本が記録したことに「悔しさ」をにじませる
声があがっているようだ。
既に実用運転をしている中国高速鉄道だが、2011年の
事故発生以降は速度を落として営業している。
日本の高速性と安全性が市場に投入されれば、中国の先行性も
一気に逆転も起こるかも知れず、世界的に市場展開をしている
中国にとっては脅威となるだろう。
しかし、安全性はは乗客の命を預かる点で最優先されるべき
ことであり、速度への挑戦も重要ではあるが、それに伴う
運営力が期待され、現在、新幹線の運行で世界的に有名である
日本の安全性がアドバンテージを発揮できるだろう。
しかし、リニアモーターカーの計画は様々な問題を抱えている。
大量の電力を消費する。山梨県立大学の伊藤洋学長は、乗客ひとりを
運ぶエネルギーをもとに リニアには原発3~5基分の電力が必要
とまで推計する そうです。磁気浮上するためには初速度を非常に
高く取らないと実現できないためです。
そもそも、電磁波の影響はいかがなものか?4ミリガウスの環境で
日常的に暮らしていると、白血病のリスクが2倍になる可能性があると
いうWHOの報告もあります。その点リニアは磁気の力で走行するため、
乗客のいる車内の空間にも強い磁場が生じる乗り物。報告によると、実験線の
場合床上で6000~40000ミリガウスにもなる。
高圧電線や携帯電話などで電磁波問題が意識されるようになったが、因果関係は
まだ特定されていない現状、しかし、この電磁波の値はリニアに乗り続ける
乗務員などへの健康面での影響はかなりありそう。
東京-名古屋間で5.43兆円の予算で2025年開業予定、東京-大阪間で
9.03兆円で2045年開業を目指しているが、その根拠、内訳は明らかに
なっていない。名古屋から大阪開業まで20年もかかるが、その間にも技術的な
発展がありそうだ。
様々なハードルがあるなか中国では2003年に上海で開業した上海トランスピット。
その実力はまたの機会にしらべたいが、エネルギー効率で考えると時速500メートルの
同一条件下ではリニアモーターカーのほうが航空機よりも3倍以上もエネルギー効率が優れている
との見解もあり、更に現在は真空管の内部を走行する次世代リニアも開発中で理論上は時速3000キロ
メートルも可能と考えられている。
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